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【症例】48歳女性保育士の左股関節痛|変形性股関節症の診断後、運動療法と生活指導を継続した経過

公開日 最終更新
48歳女性保育士の左股関節痛・変形性股関節症の症例紹介

神戸市灘区・王子公園|なわ整骨院の症例紹介

【症例】48歳女性保育士の左股関節痛|変形性股関節症の診断後、運動療法と生活指導を継続した経過

48歳女性・保育士左股関節・鼠径部の痛み医療機関で変形性股関節症と診断
半年以上続いた痛み動き始め・しゃがみ込み・階段昇降で痛み
運動と生活動作を調整筋力強化・ストレッチ・セルフケアを継続
現在も月1回の施術・指導日常生活の痛みはほぼなく、違和感は残存

症例の概要

保育士として働く48歳女性の、左股関節痛の症例です。半年以上痛みが続き、2025年11月1日になわ整骨院へ来院されました。

来院前に整形外科でレントゲン検査を受け、変形性股関節症と診断されていました。湿布と薬で経過をみていましたが、約半年たっても痛みが改善せず、当院へ相談されました。

初回来院時は左の鼠径部にNRS8の痛みがあり、動き始めや立ち上がった後の一歩目、しゃがみ込み、階段の昇り降りで痛みがみられました。

当院では、股関節の動きや筋機能、痛みが出る動作を確認し、施術、運動療法、ストレッチ、セルフケア・生活指導を継続しました。

開始から2か月でNRS5、その後の2か月でNRS3〜4となり、5か月後にはNRS1〜2へ変化しました。現在は月1回の施術・指導を継続し、違和感は残るものの、日常生活での痛みはほぼない状態です。

基本情報

年齢・性別
48歳女性
職業
保育士
痛みの部位
左股関節・鼠径部
医療機関での診断
変形性股関節症
来院前の検査
整形外科でレントゲン検査
症状の期間
半年以上
初回来院日
2025年11月1日
来院前の対応
湿布・薬による経過観察
初診時の痛み
NRS8
主な動作時痛
動き始め、立ち上がった後の一歩目、しゃがみ込み、階段昇降
夜間痛・安静時痛
なし
当院での対応
施術、運動療法、ストレッチ、セルフケア・生活指導
現在の状態
NRS1。違和感は残るが、日常生活での痛みはほぼなし
現在の通院頻度
月1回の施術・指導

※NRSは、痛みの強さを0〜10で表す指標です。0は痛みなし、10は想像できる最も強い痛みを示します。

来院までの経緯

左股関節の痛みが半年以上続いていました。

整形外科でレントゲン検査を受け、変形性股関節症と診断され、湿布と薬で経過をみていました。しかし、約半年たっても痛みが改善せず、2025年11月1日に当院へ来院されました。

来院時は、立ち上がった後の一歩目やしゃがみ込み、階段の昇り降りなど、日常生活の動作で痛みが出る状態でした。

初回来院時の状態

1.左鼠径部の痛み

左の脚の付け根にあたる鼠径部に、NRS8の痛みがありました。

特に、止まっている状態から動き始めるときや、立ち上がった後の一歩目に痛みがみられました。しゃがみ込みと階段昇降でも痛みを認めました。

一方、夜間痛と安静時痛はありませんでした。

2.姿勢と脚長差の確認

姿勢の確認では、骨盤が前傾した状態でした。見かけ上の左右の脚の長さの差は認めませんでした。

これらの所見だけで痛みの原因を決めつけず、股関節の動きや筋機能、実際に痛みが出る動作と合わせて確認しました。

3.股関節の動き

股関節を曲げる動きと、内側にひねる動きで痛みがみられました。

具体的な可動域の角度は、今回の症例報告では記載していません。

4.徒手検査・筋機能の確認

初回評価では、次の所見がみられました。

トーマステスト陽性

パトリックテスト陽性

トレンデレンブルグ徴候陽性

これらを、股関節周囲の柔軟性や痛みの出方、片脚で身体を支える機能を検討する材料としました。

検査結果だけで診断を確定したり、痛みの原因となる組織を特定したりするものではありません。医療機関での診断と、症状・動作の確認を踏まえて対応しました。

当院での施術・運動療法・生活指導

本症例では、痛みのある股関節を無理に動かすことを避けながら、筋機能の改善と日常生活での負担調整に取り組みました。

1.中殿筋の強化

股関節の外側にある中殿筋を中心に、筋力トレーニングを行いました。

立位や歩行時に身体を支える機能を意識し、痛みの出方を確認しながら運動を進めました。

2.殿筋・内転筋のストレッチ

お尻の筋肉と、太ももの内側にある内転筋のストレッチを行いました。

鼠径部の痛みを我慢して深く伸ばすのではなく、症状に合わせて行える範囲を調整しました。自宅で取り組むセルフケアについても指導しました。

3.OKCでの運動療法

足先を床などに固定せずに動かす、OKCでの運動を取り入れました。

体重がかかる動作で痛みが出る状態を踏まえ、股関節の動きや筋肉への力の入り方を確認しながら実施しました。

4.股関節モビライゼーション

股関節の動きと痛みの反応を確認しながら、関節の動きを補助する手技である股関節モビライゼーションを行いました。

無理に可動域を広げることを目的とせず、その時点の状態に合わせて刺激量を調整しました。

5.生活動作と負担の調整

生活指導では、しゃがみ込む動作を減らし、股関節への負担を調整することをお伝えしました。

また、体重管理についても指導しました。体重の変化についての具体的な記録は、本症例報告には含めていません。

施術だけでなく、運動療法とセルフケア、日常生活での負担調整を組み合わせて継続しました。

通院開始から現在までの経過

1.開始から2か月:週2回の施術・運動療法

最初の2か月は、週2回の頻度で施術、運動療法、ストレッチ、セルフケア指導を行いました。

初回NRS8だった痛みは、この時点でNRS5となりました。

2.その後の2か月:週1回で継続

その後の2か月は、週1回の頻度で対応を継続しました。

痛みはNRS3〜4となり、経過に合わせて運動療法とセルフケア指導を続けました。

3.開始から5か月後:月2回の施術・指導

開始から5か月後には、月2回の施術・指導へと頻度を調整しました。

この時点の痛みはNRS1〜2でした。

4.現在:月1回の施術・指導

現在は月1回の施術・指導を継続しています。

痛みの評価はNRS1で、左股関節に違和感は残っていますが、日常生活での痛みはほぼない状態です。

経過のまとめ

来院前

整形外科でレントゲン検査。変形性股関節症と診断され、湿布・薬で経過観察

半年以上、左股関節の痛みが続く

2025年11月1日

当院へ初回来院。姿勢、動作、股関節の動き、筋機能などを確認

NRS8。動き始め、立ち上がり後の一歩目、しゃがみ込み、階段昇降で痛み

通院2か月

週2回の施術、運動療法、ストレッチ、セルフケア指導

NRS5

通院4か月

週1回で継続

NRS3〜4

通院5か月

月2回の施術・指導

NRS1〜2

現在

月1回の施術・指導

NRS1。違和感は残るが、日常生活での痛みはほぼなし

結果・現在の状態

半年以上続いていた左股関節痛に対し、施術、運動療法、ストレッチ、セルフケア・生活指導を継続しました。

痛みの評価は初回のNRS8から、開始から2か月でNRS5、4か月でNRS3〜4、5か月でNRS1〜2へ変化しました。

現在は月1回の施術・指導を続け、NRS1の違和感は残るものの、日常生活での痛みはほぼない状態です。

本症例で確認できているのは、痛みと生活上の症状の変化です。股関節の変形や軟骨の状態が改善したことを示すものではありません。

院長・名和大地からの解説とプロフィール

なわ整骨院院長 名和大地

なわ整骨院 院長 名和 大地

柔道整復師日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーNSCA-CPTNASM-PES

なわ整骨院院長の名和大地は、柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、NSCA-CPT、NASM-PESの資格を保有しています。

レイラック滋賀、おこしやす京都AC、INAC神戸、京都大学体育会ラグビー部、甲南大学体育会サッカー部、その他のスポーツ現場で経験を積み、大手整骨院で院長を務めた後、独立してなわ整骨院を開院しました。

大手整骨院での院長経験を生かし、一般の方のご相談では姿勢、可動域、筋力、左右差、歩行に加え、仕事・家事・睡眠・生活動作まで確認する方針を大切にしています。今回の症例でも、日常生活で痛む動作と股関節の機能を踏まえて対応しました。

今回の症例では、整形外科で変形性股関節症と診断された後も、動き始めやしゃがみ込み、階段昇降での痛みが続いていました。

当院では、医療機関での診断を踏まえ、股関節の動きや筋機能、痛みが出る動作を確認しました。そのうえで、中殿筋の強化、殿筋・内転筋のストレッチ、股関節への負担に配慮した運動療法と生活指導を行いました。

大切にしたのは、施術だけで対応を完結させず、ご自身で取り組める運動やセルフケアと、日常生活での負担調整を続けることです。

経過に合わせて通院頻度を週2回から週1回、月2回、月1回へと調整しました。現在も違和感は残っていますが、日常生活での痛みはほぼない状態となっています。

変形性股関節症と診断されていても、症状や生活上の困りごとは一人ひとり異なります。痛みの程度だけでなく、どの動作で困っているのかを確認し、医療機関での診療と合わせて対応を考えることを大切にしています。

股関節の痛みでお困りの方へ

「立ち上がった後の一歩目が痛い」「しゃがむと脚の付け根が痛む」「階段の昇り降りがつらい」「変形性股関節症と診断されたが、運動の進め方が分からない」という方は、医療機関での診断や検査結果、現在の症状をお知らせください。

なわ整骨院では、医療機関での診断・指示を踏まえ、股関節の状態と生活上の負担を確認し、運動療法やセルフケアについてご相談を受けています。

この症例に関連する症状別ページ

変形性股関節症|股関節の痛み・歩行・運動療法について医療機関での診断を踏まえた状態確認と、日常生活に合わせた運動療法・セルフケアをご案内します。

よくある質問

初回来院時は、どのような動作で痛みがありましたか?

本症例では、動き始めや立ち上がった後の一歩目、しゃがみ込み、階段の昇り降りで左鼠径部に痛みがありました。初回の痛みはNRS8で、夜間痛と安静時痛はありませんでした。

どのような施術・運動療法を行いましたか?

中殿筋の強化、殿筋・内転筋のストレッチ、足先を床などに固定せず動かすOKCでの運動、股関節モビライゼーションを実施しました。併せて、しゃがみ込み動作を減らすことや体重管理、セルフケアについて指導しました。

どのくらいの頻度で通院しましたか?

最初の2か月は週2回、その後の2か月は週1回で継続しました。開始から5か月後には月2回となり、現在は月1回の施術・指導を続けています。本症例の経過であり、すべての方に同じ頻度を勧めるものではありません。

現在は痛みがなくなりましたか?

現在の痛みの評価はNRS1です。日常生活での痛みはほぼありませんが、違和感は残っています。痛みの変化は、股関節の変形や軟骨の状態が改善したことを示すものではありません。

股関節の痛み・日常生活の動作をご相談ください

立ち上がりや階段、しゃがみ込みなどでお困りの方は、医療機関での診断と現在の症状をお知らせください。状態に合わせた運動療法と生活上の負担調整をご相談いただけます。

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