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【症例】52歳男性 右膝内側半月板損傷|縫合術前後のリハビリを経て6か月でフットサル復帰

公開日 最終更新
【症例】52歳男性 右膝内側半月板損傷|縫合術前後のリハビリを経て6か月でフットサル復帰

神戸市灘区・王子公園|なわ整骨院の症例紹介

【症例】52歳男性 右膝内側半月板損傷|縫合術前後のリハビリを経て6か月でフットサル復帰

52歳男性フットサル医療機関で診断半月板縫合術後

歩行時の痛み、膝の腫れ、曲げ伸ばしの制限を確認し、医療機関へ対診を依頼した症例です。右膝内側半月板損傷と診断され、縫合術前後のリハビリを経て、術後6か月でフットサルへ復帰されました。

  • 関節内水腫と可動域制限などから医療機関へ対診を依頼
  • 術前は可動域改善と筋力トレーニングを実施
  • 術後5週で全荷重、2か月でジョギング開始、6か月で競技復帰

症例概要

年齢・性別・競技
52歳男性/フットサル
受傷日・初回来院日
2025年11月2日受傷、11月11日来院。
主な症状
右膝の歩行時痛、荷重下での屈伸時痛、曲げ伸ばしの制限、関節内水腫。
初回の可動域
膝屈曲120°。膝を最後まで伸ばす動きに制限。
医療機関での診断
右膝内側半月板損傷。
術前の対応
可動域改善、筋力トレーニング。
手術・退院
2025年12月11日に半月板縫合術、12月15日に退院。
当院への通院再開
2025年12月17日。
術後の経過
2〜3週間ブレース使用、5週で全荷重、2か月でジョギング開始、6か月で競技復帰。
現在の状態
フットサルへ復帰済み。

来院までの経緯

2025年11月2日に右膝を受傷し、11月11日になわ整骨院へ来院されました。フットサルに取り組まれている52歳男性で、初回は歩行時と、足を床につけて膝を曲げ伸ばしする動作で痛みがみられました。

初回来院時の状態

歩行時・荷重下での痛み

安静時の痛みはありませんでしたが、歩行時には痛みがありました。CKCでの屈伸、つまり足を床につけた状態で膝を曲げ伸ばしする動作では、右膝の前側と内側に痛みを認めました。

膝の曲げ伸ばしの制限

膝を曲げる動きは120°でした。伸展最終域にも制限があり、膝を最後まで伸ばし切りにくい状態でした。

関節内水腫

膝関節内に水がたまった状態を認めました。関節内水腫は記録上「++」でした。

徒手検査

McMurrayテストは陽性、Lachmanテストは陰性でした。前者は半月板損傷の可能性、後者は主に前十字靱帯の状態を検討するための検査です。検査結果だけで診断を確定したり、他の損傷を否定したりするものではありません。

状態確認と医療機関への対診依頼

歩行時痛、荷重下での屈伸時痛、可動域制限、関節内水腫、徒手検査の所見を踏まえ、医療機関での評価が必要と考えて対診を依頼しました。

その後、医療機関で右膝内側半月板損傷と診断されました。当院での状態確認と医師による診断を区別し、診断内容を踏まえて手術前のリハビリテーションに取り組みました。

手術前のリハビリテーション

手術前は、膝の可動域改善と筋力トレーニングを実施しました。AT、つまりアスレティックトレーナーとして、痛みや腫れを増やさず、膝の動きと筋機能を可能な範囲で整えることを重視しました。

膝の可動域

伸ばし切りにくさと曲げにくさに対し、症状に合わせて曲げ伸ばしを練習しました。痛みや引っかかりを押して無理に動かさず、膝の反応を確認しながら進めました。

大腿四頭筋の筋機能

太ももの前側にある大腿四頭筋は、膝を伸ばし、立位や歩行で身体を支えることに関わります。膝を大きく動かさずに力を入れる運動など、症状に応じた方法で筋機能の維持に取り組みました。

股関節・体幹の機能

膝への負担に配慮し、お尻や体幹の筋機能にも取り組みました。競技復帰を見据え、膝だけでなく身体全体の動きも考慮しました。

歩行と運動後の反応

歩き方や活動量、運動後から翌日にかけての痛み・腫れ・動かしにくさを確認し、運動の負荷を調整しました。

半月板縫合術と通院再開

2025年12月11日に、右膝内側半月板の縫合術を受けられました。縫合術は、損傷した半月板を縫い合わせる手術です。12月15日に退院し、12月17日から当院への通院を再開されました。

本症例では術後2〜3週間ブレースを使用し、5週で全荷重となりました。ブレースは膝を保護する装具です。全荷重とは、患側の脚に体重をすべてかけられる段階を指します。

術後の対応では、医師の診断、画像検査所見、手術内容、荷重・可動域制限を優先し、その範囲内で支援します。本症例の進行時期を、他の方の運動開始基準として用いるものではありません。

フットサル復帰までのリハビリテーション

主治医の指示と身体機能に合わせて負荷を調整し、歩行から走行、方向転換、ボールを使った練習へと段階的に進めました。術後2か月でジョギングを開始し、6か月でフットサルへ復帰しました。

1.術後早期|縫合部の保護と基本機能

術後2〜3週間はブレースを使用しました。荷重・可動域・装具に関する指示を守り、痛みや腫れ、膝の動き、筋肉への力の入り方を確認しました。

許可された範囲で膝の曲げ伸ばしや筋収縮の練習を行い、縫合部へ過度な負担をかけないよう進めました。

2.術後5週|全荷重と歩行機能

術後5週で全荷重となりました。体重をかけられることに加え、患側をかばう歩き方や、歩行後の痛み・腫れを確認しました。

許可範囲に応じて、両脚での荷重練習、浅い範囲でのスクワット、段差昇降、バランス練習などを段階的に進めました。

3.術後2か月|ジョギング開始

術後2か月でジョギングを開始しました。膝の状態、筋力、片脚で身体を支える機能などを確認しながら、走行へ移行しました。

走る時間・距離・速さを一度に増やさず、走行中と翌日の膝の反応を踏まえて負荷を調整しました。

4.競技復帰に向けた減速・方向転換

フットサルでは、急な減速や切り返し、片脚で身体を支える動きが求められます。直線走行から加速・減速、方向を決めた切り返し、相手やボールに反応する動作へと段階的に進めました。

膝の向き、体幹の安定性、左右差、疲労による動きの変化を確認し、速さや動作の難しさを調整しました。

5.ボール練習から練習参加へ

パス、ドリブル、シュートなどの負荷を調整し、蹴る脚としてだけでなく、軸脚として右膝を使う際の状態も確認しました。

個人練習から対人練習、通常練習へと参加範囲を広げ、練習時間や強度、練習後の反応を確認しながら進めました。

6.術後6か月|フットサルへ競技復帰

術後6か月でフットサルへ競技復帰されました。復帰時期は本症例の経過であり、損傷の状態、身体機能、主治医の指示によって進め方は異なります。

受傷から競技復帰までの経過

  1. 2025年11月2日|受傷

    右膝を受傷しました。

  2. 2025年11月11日|初回来院

    歩行時痛、荷重下での屈伸時痛、関節内水腫を認めました。膝屈曲120°、伸展最終域に制限がありました。

  3. 初回評価後|医療機関へ対診依頼

    医療機関で右膝内側半月板損傷と診断されました。

  4. 手術前|可動域改善・筋力トレーニング

    手術前のリハビリテーションを実施しました。

  5. 2025年12月11日|半月板縫合術

    右膝内側半月板の縫合術を受けられました。

  6. 2025年12月15日|退院

    手術後、退院されました。

  7. 2025年12月17日|当院への通院再開

    退院後、当院への通院を再開されました。

  8. 術後早期|2〜3週間のブレース使用

    膝を保護する装具を使用しました。

  9. 術後5週|全荷重

    右脚に体重をすべてかけられる段階となりました。

  10. 術後2か月|ジョギング開始

    ジョギングを開始しました。その後、減速・方向転換やボールを使う練習へ段階的につなげました。

  11. 術後6か月|競技復帰

    フットサルへ復帰されました。

結果・現在の状態

医療機関で右膝内側半月板損傷と診断され、術前リハビリテーションを経て縫合術を受けられました。術後は5週で全荷重、2か月でジョギングを開始し、6か月でフットサルへ競技復帰されました。現在はフットサルへ復帰されています。

復帰までの期間は一人ひとり異なります。本症例の経過は、すべての方に同じ結果や進行時期を保証するものではありません。

院長・名和大地からの解説とプロフィール

なわ整骨院院長 名和大地

なわ整骨院 院長 名和 大地

名和 大地|なわ整骨院 院長

  • 柔道整復師
  • 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
  • NSCA-CPT
  • NASM-PES

なわ整骨院院長の名和大地は、柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、NSCA-CPT、NASM-PESの資格を保有しています。レイラック滋賀、おこしやす京都AC、INAC神戸、京都大学体育会ラグビー部、甲南大学体育会サッカー部、その他のスポーツ現場で経験を積み、大手整骨院で院長を務めた後、独立してなわ整骨院を開院しました。

必要な医療につなぎ、復帰までを考える

今回の症例では、歩行時痛に加え、関節内水腫や膝の曲げ伸ばしの制限がみられたため、医療機関へ対診を依頼しました。必要な医療につなぎ、診断と手術内容を踏まえて競技復帰を支えることを大切にしています。

痛みだけで復帰を判断しない方針

スポーツ現場での経験を生かし、可動域、筋力、左右差、バランス、走行、ジャンプ、着地、減速、切り返し、競技動作まで、必要な項目を段階的に確認する方針です。フットサルでは、キックだけでなく、軸脚で支える動きや相手に反応する動作も考慮します。

手術後は、医師の診断・画像検査所見・手術内容・荷重制限・可動域制限を優先します。本症例でも、術後の段階に合わせて運動負荷を調整し、フットサル復帰に向けて取り組みました。

膝の痛みや手術後の競技復帰でお困りの方へ

「膝が腫れる」「歩くと痛い」「曲げ伸ばしに制限がある」「手術後の競技復帰を相談したい」という方は、受傷時期、医療機関での診断、手術内容、主治医からの指示をお知らせください。

神戸市灘区・王子公園エリアのなわ整骨院では、必要に応じて医療機関の受診をご案内し、主治医の指示を踏まえたリハビリテーションや競技復帰についてご相談を受けています。整形外科との併用についても相談可能です。

強い痛みや腫れ、変形、体重をかけられない状態、しびれ・筋力低下、発熱・体調不良がある場合、症状が悪化する場合や数日たっても変化がない場合は、医療機関を優先してください。

よくあるご質問

この症例では、なぜ医療機関へ対診を依頼したのですか?

歩行時痛、足を床につけた状態での膝の屈伸時痛、可動域制限、関節内水腫、徒手検査の所見を踏まえ、医療機関での評価が必要と考えたためです。その後、医療機関で右膝内側半月板損傷と診断されました。

半月板縫合術後は、誰でも2か月でジョギングを始められますか?

本症例は術後2か月で開始しましたが、すべての方に当てはまる時期ではありません。手術内容、主治医の指示、痛みや腫れ、身体機能に合わせて判断します。

フットサル復帰では、どのような動作を確認する方針ですか?

主治医の許可と身体の状態に合わせ、走行、減速、切り返し、ジャンプ・着地、キックや軸脚で支える動作などを段階的に確認する方針です。運動後から翌日の痛みや腫れも負荷調整の材料とします。

整形外科に通院しながら相談できますか?

整形外科との併用について相談可能です。診断名、手術内容、荷重・可動域制限、運動に関する指示をお知らせください。主治医の指示を優先して対応を検討します。

医療機関の受診を優先した方がよいのは、どのような場合ですか?

強い痛みや腫れ、変形、体重をかけられない状態、しびれ・筋力低下、発熱・体調不良がある場合、症状が悪化する場合や数日たっても変化がない場合は、医療機関を優先してください。

症例掲載について

本ページは、なわ整骨院で対応した一症例をご紹介するものです。症状、施術内容、通院期間、経過には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。強い痛みや腫れ、変形、しびれ、発熱、体重をかけられない状態などがある場合は、医療機関の受診を優先してください。

リハビリの一般的な考え方の参考:半月板手術後のリハビリに関する国際合意(2024コンセンサス)。参考資料は本症例の診療記録を示すものではありません。

膝の痛み・術後のフットサル復帰をご相談ください

膝の腫れや曲げ伸ばしの制限、手術後の運動再開についてご相談いただけます。LINEでは、現在の症状と、診断・手術・主治医の指示の有無をお知らせください。

なわ整骨院
兵庫県神戸市灘区倉石通3丁目1-14 テイク摩耶1階西店舗
阪急「王子公園駅」・JR「摩耶駅」から徒歩圏内/水道筋商店街から徒歩1分
平日10:00〜20:00/土曜10:00〜18:00/予約優先制

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