【症例】20代男性 バイク乗車中の追突事故|右前腕両骨骨折・左肋骨骨折後の対応

【症例】20代男性 交通事故による右前腕両骨骨折|術後リハビリと日常生活への復帰
バイク乗車中に乗用車から追突され、右前腕・左肋骨の骨折と、右肩・腰部・右大腿部の打撲を受傷。総合病院での手術後、当院で約13か月間対応した症例です。
- 手術後に来院術後27日目から当院で対応
- 施術と運動療法ハイボルト・超音波・ストレッチを併用
- 終了時の状態日常生活動作に支障なし
症例概要
右前腕の術後リハビリと、交通事故で受傷した複数部位への対応を行いました。
- 年代・性別
- 20代男性
- 受傷状況
- バイク乗車中、乗用車から追突されて受傷
- 事故日
- 2025年8月10日
- 傷病名
- 右前腕両骨骨折、左肋骨骨折、右肩打撲、腰部打撲、右大腿部打撲
- 手術
- 2025年8月12日、総合病院で右前腕の手術
- 初回来院
- 2025年9月8日(術後27日目)
- 当院での対応
- 施術、ハイボルト、超音波、運動療法、ストレッチ
- 通院期間
- 2025年9月8日〜2026年9月末(約13か月間)
- 終了時の状態
- 日常生活動作(ADL)に支障なし
事故から来院までの経緯
2025年8月10日の追突事故で複数部位を受傷し、右前腕の手術後に当院へ来院されました。
右前腕両骨骨折とは、前腕を構成する橈骨と尺骨の両方が折れた状態です。本症例では左肋骨骨折と、右肩・腰部・右大腿部の打撲も伴っていました。
8月12日に総合病院で右前腕の手術を受け、9月8日からなわ整骨院への通院を開始されました。
当院で実施した対応
通院期間中は、施術と物理療法に加え、運動療法・ストレッチを実施しました。以下の目的は、それぞれの対応の一般的な位置づけです。
施術
身体の状態に応じた施術を実施しました。周辺の筋肉や身体の動かしやすさへの対応を図るもので、骨折部・手術部への刺激は、医師の指示や組織の状態を踏まえて判断します。
ハイボルト・超音波
電気刺激を用いるハイボルトと、超音波を用いる物理療法を実施しました。症状への補助的な対応として運動療法などと組み合わせるもので、骨癒合や日常生活への復帰は機器の使用だけで判断しません。
運動療法
右前腕の術後リハビリと日常生活に必要な身体機能への対応として実施しました。動かせる範囲や筋力、生活で使う動作につなげることを目指します。
ストレッチ
通院期間中にストレッチを実施しました。筋肉や周辺組織の柔軟性への対応を目的とし、術後の制限と症状の反応を踏まえて、無理のない範囲で行うことが基本です。
術後リハビリを段階的に考える理由
前腕の動きに加え、肩・体幹・下肢を含む全身の動作を考えることが重要です。右腕をかばう動作や、胸部・腰部・大腿部の状態が、日常生活での身体の使い方に影響する場合があります。
以下は本症例の受傷内容を踏まえた一般的な解説です。本症例で行った個別の運動や各時期の検査結果を示すものではありません。段階は月数で固定せず、医師の指示、骨癒合の状態、症状、身体機能を踏まえて検討します。
術後に動かしてよい範囲を確認する
手術内容、画像検査、荷重・可動域制限を優先します。荷重制限とは患部にかけてよい力の制限、可動域制限とは関節を動かしてよい範囲の制限です。手指・手首・肘・肩の動きや腫れ、感覚の変化、胸部や下肢の負担も確認することが基本です。
前腕の回旋と、肩・体幹の動きを考える
前腕には、手のひらを上に向ける回外、下に向ける回内という動きがあります。許可範囲で肘・手首・前腕の運動を検討し、肩や身体全体の動きで過度に補っていないかにも目を向けます。
握る・持つ・繰り返し使う動作へつなげる
骨癒合の状況と主治医の許可に応じて、軽い握り動作や手首・前腕の抵抗運動などを検討します。一度できることと、繰り返し行えることを分け、運動中・運動後・翌日の反応を見ながら負荷を調整します。
日常生活での使いやすさを確認する
着替え、食事、洗髪、物を持つ動作、歩行や階段など、生活で必要な動作を確認します。仕事や運転への復帰は、それぞれに必要な動作・持久力と医師の判断を踏まえ、別に検討します。
受傷から通院終了までの経過
確認できている経過を、事故・手術・初回来院・通院期間・終了時の順にまとめています。
- 2025年8月10日|交通事故
バイク乗車中に乗用車から追突され、右前腕両骨骨折、左肋骨骨折、右肩・腰部・右大腿部の打撲を受傷しました。
- 2025年8月12日|総合病院で手術
右前腕の手術を受けました。
- 2025年9月8日|初回来院
術後27日目に、なわ整骨院へ来院されました。
- 当院への通院期間中
施術、ハイボルト、超音波、運動療法、ストレッチを実施しました。
- 2026年9月末|通院終了
約13か月間の通院を終了。終了時には日常生活動作に支障のない状態となりました。
結果・通院終了時の状態
ADLとは、食事や着替え、移動など、日常生活の基本的な動作を指します。本症例で確認されている結果は、通院終了時の日常生活に支障がないという状態です。
通院期間は本症例の実績であり、すべての骨折・交通事故症例に必要な期間の目安ではありません。痛みの消失、受傷前と同じ筋力・可動域、仕事・スポーツ・運転への復帰を一律に示すものでもありません。
院長・名和大地からの解説とプロフィール

名和 大地
なわ整骨院院長の名和大地は、柔道整復師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、NSCA-CPT、NASM-PESの資格を保有しています。レイラック滋賀、おこしやす京都AC、INAC神戸、京都大学体育会ラグビー部、甲南大学体育会サッカー部などのスポーツ現場で経験を積み、大手整骨院で院長を務めた後、独立してなわ整骨院を開院しました。
チーム・スポーツ現場での経歴
- レイラック滋賀
- おこしやす京都AC
- INAC神戸
- 京都大学体育会ラグビー部
- 甲南大学体育会サッカー部
- その他のスポーツ現場
今回の症例を考えるうえで大切なこと
複数部位のケガでは、右前腕だけでなく、肩・胸部・体幹・下肢の状態と、生活の中での身体の使い方を合わせて考えることが重要です。スポーツ現場の経験を生かし、関節が動くこと、力を出せること、繰り返し使えることを分けて考えています。
骨折・手術後の支援では、医師の診断、画像検査、手術内容、荷重制限、可動域制限を優先し、その範囲内で対応する方針です。痛みが減ったことだけで、強い負荷や運転への復帰を判断することはありません。
大手整骨院での院長経験も踏まえ、姿勢、可動域、筋力、左右差、歩行に加え、仕事・家事・運転・睡眠などへの影響にも目を向けます。必要に応じた医療機関受診や整形外科との併用について相談し、生活への復帰を段階的に支えることを大切にしています。
同じような症状でお困りの方へ
交通事故後に複数の部位がつらい方、骨折の手術後に動かしにくさが残る方、日常生活へ戻るための運動について相談したい方は、現在の受診状況と主治医の指示をお知らせください。
当院では、医療機関の診察・画像検査と役割を分けながら、施術や術後リハビリについて相談をお受けします。指示書や手術後の説明資料がある場合はお持ちください。
強い痛み・腫れ、変形、体重をかけられない状態、しびれ・筋力低下、発熱・体調不良、症状の悪化、数日たっても変化がない場合は、医療機関にご相談ください。頭部打撲後の強い頭痛・吐き気、急な息苦しさ、意識の異常などがある場合は、救急受診を優先してください。
この症例に関連する症状別ページ
よくある質問
骨折の手術後でも、リハビリについて相談できますか?
ご相談いただけます。医師の診断、手術内容、画像検査、運動や荷重の制限を確認したうえで、当院で対応できる内容を検討します。指示書や術後の説明資料がある場合はお持ちください。
交通事故後、整形外科に通いながら相談できますか?
整形外科との併用についてご相談いただけます。医療機関での診察・検査を継続し、施術や運動は医師の指示を踏まえて検討します。通院の手続きや費用の扱いは、事故状況や保険会社の確認によって異なります。
痛みが減ったら、重い物を持ったりバイクを運転したりできますか?
痛みが減ったことだけでは判断できません。骨癒合の状態や主治医の指示を優先し、可動域、筋力、持久力、必要な操作を確認します。運転や強い負荷は、自己判断で再開せず主治医に相談してください。
同じケガなら、約13か月の通院が必要ですか?
本症例の通院期間は、すべての方に必要な期間を示すものではありません。骨折の状態、手術方法、合併するケガ、医師の指示、生活上の必要性によって、対応内容や期間は異なります。
本ページは、なわ整骨院で対応した一症例をご紹介するものです。症状、施術内容、通院期間、経過には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。強い痛みや腫れ、変形、しびれ、発熱、体重をかけられない状態などがある場合は、医療機関の受診を優先してください。
交通事故後・骨折手術後のリハビリをご相談ください
「病院での説明を踏まえて、どのように動かせばよいか相談したい」「複数の部位に負担が残っている」という方は、事故日、受診状況、現在困っている動作をLINEでお知らせください。
平日10:00〜20:00/土曜10:00〜18:00|予約優先制
阪急「王子公園駅」・JR「摩耶駅」から徒歩圏内。水道筋商店街から徒歩1分。1階店舗でベビーカー入室可、キッズスペースがあります。
王子公園駅・摩耶駅から通いやすく、水道筋商店街から徒歩1分のなわ整骨院では、交通事故後の身体の不調や、骨折・手術後のリハビリについてご相談を受けています。
