シーバー病のかかとを支えるテーピング|成長期の踵の痛みへの対応

シーバー病のかかとを支えるテーピング
走る・跳ぶ動作でかかとが痛む成長期のお子さまへ。テーピングはシーバー病を治すものではなく、運動時にかかとへ加わる負担を調整するための補助として使用します。
- シーバー病でかかとが痛む理由
- テーピングを行う目的
- テーピング使用時の注意点
- 練習量の調整とスポーツ復帰
成長期のかかとの痛みに対するテーピング
今回は、シーバー病によるかかとの痛みに対して行うテーピングの一例を動画でご紹介します。
シーバー病は、成長期のお子さまにみられるかかとの痛みで、サッカー、バスケットボール、陸上、野球など、走る・跳ぶ動作を繰り返す競技で相談が多いスポーツ障害です。
テーピングは、かかと周囲を外側から支え、運動中に加わる負担へ配慮する目的で使用します。
シーバー病(踵骨骨端症)とは?
シーバー病は、成長期にあるかかとの骨の成長部分へ繰り返し負担が加わり、痛みがみられる状態です。踵骨骨端症とも呼ばれます。
成長期の骨
子どものかかとには、まだ成熟していない成長部分があります。運動による負担が繰り返し加わると痛みにつながることがあります。
アキレス腱からの牽引
走る・跳ぶ動作では、ふくらはぎとアキレス腱を通して、かかとへ繰り返し力が加わります。
地面からの衝撃
硬い地面での練習や着地、走行の繰り返しにより、かかとへの衝撃が増える場合があります。
シーバー病に対するテーピング動画
成長期のかかとの状態や運動内容に合わせて行うサポートテーピングの一例です。
シーバー病にテーピングを行う目的
かかとを外側から支える
かかと周囲へ補助的な支持を加え、歩行や運動時に感じる負担へ配慮します。
牽引と衝撃に配慮する
ふくらはぎ・アキレス腱から伝わる力や、着地時の衝撃を考慮してテーピングを行います。
復帰段階を補助する
日常生活、軽い運動、部分練習など、その時点の状態に合わせて補助的に使用します。
かかとだけでなく負担の背景を確認します
練習量
硬さ
特徴
テーピングと身体づくりの役割
テーピングで行う補助
- かかと周囲を外側から支える
- 運動時の負担に配慮する
- 足部の動きを意識しやすくする
- 復帰段階に合わせて使用する
並行して確認する内容
- 練習量と休養の調整
- 足首とふくらはぎの柔軟性
- 足部・股関節・体幹の筋力
- 走行・ジャンプ・着地動作
スポーツ復帰は痛みの反応を見ながら段階的に
痛みが少し軽くなっただけで、すぐに通常練習へ戻すとは限りません。歩く、走る、跳ぶなど、負荷の異なる動作を順番に確認します。
テーピング使用時の注意点
締めすぎない
足先のしびれ、冷たさ、色の変化、強い圧迫感がある場合は、すぐにテープを外してください。
皮膚を確認する
かゆみ、赤み、かぶれ、痛みが出た場合は、無理に使用を続けないでください。
痛みを我慢しない
テープを巻いても痛みが強い場合や、動き方が変わる場合は、運動量の見直しが必要です。
次の状態では医療機関の受診を優先してください
- 転倒や接触後から強く痛む
- 体重をかけて歩けない
- かかとに強い腫れや内出血がある
- 安静にしていても強く痛む
- 夜間痛や発熱、体調不良を伴う
- 足先のしびれや感覚の変化がある
- 明らかな変形がある
- 痛みが時間とともに強くなっている
成長期の身体と競技を考えて対応します
名和 大地
「休む・続ける」の二択にせず、できることを整理します
シーバー病では、痛みを我慢してすべての練習を続けることも、理由を説明せずにすべての運動を中止することも、お子さまにとって大きな負担になる場合があります。
なわ整骨院では、痛みの程度、歩行、足首の可動域、ふくらはぎの柔軟性、筋力、練習内容、試合日程などを確認し、できる運動と控えたい運動を整理します。
必要に応じて医療機関への受診をご案内し、日常生活から練習・試合復帰まで段階的にサポートします。
シーバー病について詳しく知りたい方へ
シーバー病(踵骨骨端症)の症状・確認・スポーツ復帰成長期にかかとが痛む理由、状態確認、負担の調整、リハビリについて詳しく解説しています。
シーバー病とテーピングのよくある質問
テーピングをすればシーバー病は治りますか?
テーピングだけでシーバー病が回復するものではありません。かかと周囲を補助的に支える目的で使用し、練習量の調整、柔軟性や筋力、動作の確認などを組み合わせます。
テーピングを巻けば試合に出られますか?
テーピングを巻いたことだけでは判断できません。歩行、走行、ジャンプ、着地、運動後や翌朝の痛みなどを確認する必要があります。
かかとが痛くても運動を続けてよいですか?
痛みの程度や動作によって異なります。痛みを我慢して同じ練習を続けるのではなく、走行量やジャンプ回数などを調整し、できる運動を整理します。
成長痛なら放置しても大丈夫ですか?
成長期の痛みでも、骨折や別の障害が隠れている可能性があります。歩けない、強く腫れている、外傷後から痛むなどの場合は医療機関を優先してください。
子どもでもなわ整骨院に相談できますか?
ご相談いただけます。痛みの状態だけでなく、競技、練習量、試合日程、保護者の希望も確認し、必要に応じて医療機関をご案内します。
本記事は、シーバー病によるかかとの痛みに対して行うテーピングの一例をご紹介するものです。テーピングの方法や適応、運動制限、復帰時期は、症状、成長段階、競技、練習量によって異なります。テーピングによる症状の改善やスポーツ復帰を保証するものではありません。強い痛み、腫れ、変形、歩行困難、発熱、外傷後の症状がある場合は、医療機関の受診を優先してください。
お子さまのかかとの痛みをご相談ください
「走るとかかとが痛む」「朝や練習後に歩きにくい」「大会に向けてテーピングを相談したい」「どこまで運動してよいか分からない」という場合は、なわ整骨院へご相談ください。
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