【症例】50代男性 呼吸や寝返りで肋骨が痛む|交通事故による複数肋骨骨折から職場復帰まで

交通事故後の肋骨骨折・リハビリ症例
【症例】50代男性 呼吸や寝返りで肋骨が痛む|交通事故による複数肋骨骨折から職場復帰まで
横断歩道を歩行中に乗用車と衝突し、総合病院で右第7・第8肋骨骨折、左第11肋骨骨折などと診断された会社員の方に対し、医療機関への定期受診と並行して、仕事への復帰まで段階的に対応した一症例です。

- 右第7・第8、左第11肋骨骨折と診断
- 呼吸時痛と体位変換時痛に配慮して対応
- 約1か月後に職場復帰し、約6か月で通院終了
症例概要
- 年齢・性別
- 50代・男性
- 職業
- 会社員
- 受傷日
- 2025年5月21日
- 初回来院日
- 2025年6月8日
- 受傷状況
- 横断歩道を歩行中に乗用車と衝突
- 来院のきっかけ
- Googleの口コミを見て来院
- 主な症状
- 呼吸時痛、体位変換時痛、圧痛、体幹動作時痛
- 医療機関
- 総合病院で診断を受け、2週間に1回受診
- 主な対応
- 物理療法、呼吸法、超音波、マイクロカレント、運動療法、筋力トレーニング
- 最終経過
- 職場復帰後も段階的に対応し、約6か月で疼痛なく通院終了
総合病院で診断された負傷部位
交通事故後に総合病院を受診し、以下の骨折および捻挫と診断されました。診断とCT検査は医療機関で行われたものです。


掲載画像は医療機関で撮影されたものです。なわ整骨院がCTによる診断や画像検査を行ったものではありません。医師による診断内容を共有し、対応方針を検討するための資料として確認しました。
来院までの経緯
2025年5月21日、横断歩道を歩いていた際に乗用車と衝突しました。総合病院でCTなどの画像検査を受け、複数の肋骨骨折と頚部、背部、腰部、右肩、左手関節の捻挫と診断されました。
医療機関から胸部サポーターを案内され、2週間に1回の頻度で診察を受けていました。一方で、病院では十分なリハビリの機会を確保しにくく、痛みにより睡眠や仕事にも支障が出ていたため、Googleの口コミを見て2025年6月8日になわ整骨院へ来院されました。
初回相談時には、「ぐっすり眠りたい」「仕事へ復帰したい」という希望を伺いました。
初回来院時の状態
確認された痛み
- 呼吸をしたときの肋骨周辺の痛み
- 寝返りなど体位を変える際の痛み
- 患部を押したときの痛み
- 体幹を回旋したときの痛み
- 身体を前方へ曲げたときの痛み
生活・仕事への影響
寝返りや呼吸に伴う痛みがあり、十分に眠ることが難しい状態でした。また、仕事にも支障が出ており、職場復帰が大きな目標となっていました。
なわ整骨院で行った状態確認
総合病院での診断内容と定期受診の状況を確認したうえで、痛みを強くしない範囲で姿勢や身体の動きを確認しました。
対応・施術内容
初期は呼吸や体位変換で痛みが出る状態に配慮し、負担を抑えた物理療法と呼吸法から開始しました。その後は症状と動作を確認しながら、仕事への復帰に必要な運動へ段階的に進めました。
超音波
患部の状態と痛みの反応に配慮しながら超音波を使用しました。刺激量は身体の状態に合わせて調整しました。
マイクロカレント
初期の物理療法としてマイクロカレントを使用しました。施術中と施術後の反応を確認しながら実施しました。
呼吸法
呼吸時痛があるため、痛みを過度に誘発しない範囲で呼吸の仕方を確認しました。無理な深呼吸を求めず、その時点の状態に合わせて進めました。
運動療法・筋力トレーニング
痛みと体幹の動きを確認しながら、日常生活や仕事に必要な身体機能の回復を目指して、運動療法と筋力トレーニングを段階的に行いました。
来院後6か月間の経過
呼吸、寝返り、体幹動作で痛み
呼吸時痛、体位変換時痛、圧痛があり、体幹の回旋と前屈でも痛みが確認されました。睡眠と仕事への影響を踏まえ、物理療法と呼吸法を中心に対応を開始しました。
呼吸時痛が減弱
呼吸をしたときの痛みが初回来院時より減弱しました。一度の施術結果だけで判断せず、医療機関での経過確認と並行して対応を継続しました。
職場へ復帰
痛みと身体の動きを確認しながら段階的に進め、約1か月後に職場へ復帰しました。復帰後も仕事による負担や症状の反応を確認しながら通院を継続しました。
疼痛なく通院終了
職場復帰後も身体の状態を確認しながら対応を続け、最終確認時には疼痛がみられない状態となり、約6か月で通院を終了しました。
結果・通院終了時の状態
来院から1週間後に呼吸時痛が減弱し、約1か月後に職場へ復帰しました。その後も状態を確認しながら対応を継続し、約6か月後には疼痛なく通院を終了しました。
院長・名和大地からの解説
日本スポーツ協会公認
アスレティックトレーナー
肋骨だけでなく、複数部位と生活動作を確認しました
この症例では複数の肋骨骨折だけでなく、頚部、背部、腰部、右肩、左手関節にも捻挫の診断がありました。そのため、肋骨周辺の痛みだけで判断せず、呼吸、寝返り、体幹の動き、仕事で必要な動作を確認しながら進めました。
交通事故による骨折では、痛みが軽くなったことだけで負荷を急に増やさず、医師による骨折の経過確認を受けることが大切です。整骨院では医療機関の診断や指示を踏まえ、日常生活や仕事へ戻るための身体機能を段階的に確認します。
職場復帰後も、仕事内容によっては身体への負担が増えることがあります。復帰した時点で対応を終えるのではなく、仕事後の反応や残っている動作時痛も確認することが重要です。
同じような症状でお困りの方へ
交通事故後の胸部痛は、最初に医療機関を受診してください
胸部への強い衝撃後は、肋骨骨折以外の損傷が伴う可能性があります。呼吸が苦しい、胸や腹部の痛みが強い、冷や汗、めまい、意識の異常、発熱、血痰、時間とともに強くなる症状がある場合は、整骨院への相談より医療機関や救急受診を優先してください。
医療機関で診断を受けたあと、睡眠や仕事に支障が残っている、リハビリの進め方が分からない、複数部位の痛みを確認してほしい場合は、診断内容を確認したうえでご相談いただけます。
この症例に関連する症状別ページ
交通事故による骨折、医療機関との併用、骨折後のリハビリについては、以下の症状別ページで詳しくご紹介しています。
交通事故による肋骨骨折についてよくある質問
交通事故後に肋骨周辺が痛む場合、先にどこを受診すべきですか?
肋骨骨折後のリハビリを整骨院へ相談できますか?
交通事故後は整形外科と整骨院を併用できますか?
呼吸すると痛む状態で運動してもよいですか?
職場復帰の時期はどのように判断しますか?
交通事故後の骨折・複数部位の痛みをご相談ください
医療機関へ通いながらリハビリを受けられる場所を探している方や、睡眠や仕事に支障が残っている方は、なわ整骨院のLINE無料相談をご利用ください。診断内容や現在の症状を確認し、必要に応じて医療機関での再確認もご案内します。
なわ整骨院|兵庫県神戸市灘区倉石通3丁目1-14 テイク摩耶1階西店舗
水道筋商店街から徒歩1分|阪急「王子公園駅」・JR「摩耶駅」から通いやすい立地
平日10:00〜20:00/土曜10:00〜18:00/予約優先制
