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【症例】レントゲンで異常なしでも痛みが続く?成長期の腓骨遠位骨端線損傷|神戸市灘区 なわ整骨院

公開日 最終更新
【症例】レントゲンで異常なしでも痛みが続く?成長期の腓骨遠位骨端線損傷|神戸市灘区 なわ整骨院

成長期のスポーツ外傷・症例紹介

レントゲンで異常なしでも痛みが続く?
腓骨遠位骨端線損傷の症例

サッカー中に足首を捻り、外くるぶし周辺の痛みが続いた中学生。なわ整骨院での状態確認から整形外科への紹介、診断後の競技復帰までをご紹介します。

※患者様・保護者様の了承を得て、個人が特定されないよう配慮したうえで掲載しています。

「捻挫」と言われたものの、痛みが残っていた

今回ご紹介するのは、サッカーの競技中に相手選手と接触し、左足首を捻って負傷した成長期の選手です。

受傷後に医療機関を受診し、足関節捻挫と説明を受けました。しかし、その後も外くるぶし周辺、とくに腓骨遠位部の痛みが残っていたため、詳しい状態確認を目的になわ整骨院へ来院されました。

成長期の足首では「骨端線」も確認が必要です 見た目や受傷機転が一般的な足関節捻挫に似ていても、成長期では靱帯だけでなく骨端線周辺に負担が加わっている場合があります。

なわ整骨院で確認した状態

問診・触診・動作確認

  • 左足関節外側に圧痛
  • 腓骨遠位骨端部周辺に強い圧痛
  • 足首を動かした際の痛み
  • 体重をかけた際の痛み

エコーによる画像観察

腓骨遠位の骨端線周辺を健側と比較しながら観察したところ、わずかな形状の違いがみられました。

エコーのみで診断するのではなく、圧痛部位や受傷機転なども踏まえ、骨端線損傷の可能性を考えました。

左腓骨遠位骨端線周辺を観察したエコー画像
エコーによる腓骨遠位骨端線周辺の画像観察。エコーは状態把握を補助するものであり、診断は医師が行います。

整形外科へ紹介した理由

成長期の骨端線周辺に明確な圧痛があり、画像観察でも確認が必要と考えられる所見があったため、当院だけで判断を完結させず、診療情報提供書を作成して整形外科での精査をお願いしました。

1

足首の状態を確認

痛む場所、受傷機転、腫れ、可動域、荷重時痛などを確認しました。

2

エコーで左右を比較

患側だけで決めつけず、健側と比較しながら骨端線周辺を観察しました。

3

診療情報提供書を作成

当院で確認した内容をまとめ、整形外科へ情報提供しました。

4

医師の診断後に方針を共有

精査の結果と医師の指示を踏まえ、その後の運動や競技復帰をサポートしました。

なわ整骨院が整形外科へ作成した診療情報提供書
当院から整形外科へお送りした診療情報提供書。個人情報と紹介先情報は加工しています。

精査の結果は「腓骨遠位骨端線損傷Ⅰ型」

整形外科での精査により、今回は腓骨遠位骨端線損傷Ⅰ型と診断されました。

すでに荷重や軽いジャンプが可能な状態であったため、医師からはサポーターを使用し、痛みを確認しながら競技へ復帰する方針が示されました。

腓骨遠位骨端線損傷Ⅰ型と記載された医療機関からの回答書
医療機関からの回答書。患者様と医療機関の情報は加工しています。

大切なのは、画像だけで決めつけないこと

レントゲンで明らかな異常を指摘されなかった場合でも、圧痛部位や痛みの経過によっては再評価が必要です。一方で、エコー画像だけを見て損傷を断定することもできません。

問診・触診・動作確認・画像観察を組み合わせ、医師の診断が必要と考えられる場合には速やかに医療機関へつなぐことが重要です。

腓骨遠位骨端線損傷とは?

骨端線は、成長期の骨にみられる成長に関わる部分です。足首を内側へ捻るなどの外力が加わった際、外くるぶしをつくる腓骨の骨端線周辺を痛めることがあります。

外くるぶし周辺の腫れや痛みなど、足関節外側の捻挫と似た症状がみられることがあります。そのため、成長期の選手では「捻挫だから大丈夫」と決めつけず、痛みの場所を丁寧に確認することが大切です。

再確認を考えたいサイン

  • 外くるぶしの骨を押すと強く痛い
  • 歩行や片脚立ちで痛む
  • 数日たっても痛みがあまり変わらない
  • 運動を再開すると痛みが強くなる

早めの医療相談が必要な状態

  • 強い腫れや変形がある
  • 体重をかけられない
  • しびれや感覚の異常がある
  • 痛みや腫れが急速に悪化する

診断後は、競技復帰まで段階的に確認します

痛みが軽くなったことだけで、すぐに全力の練習へ戻すわけではありません。医師の指示を踏まえ、足首の動きや筋力、バランス能力、競技動作を段階的に確認します。

  • 歩行や階段動作で痛みがないか
  • 足関節の可動域が戻っているか
  • 片脚立ちやカーフレイズが安定しているか
  • ジョギング、切り返し、ジャンプで痛みが出ないか
  • 練習後や翌日に痛みが増えていないか

なわ整骨院では、患部の経過だけでなく、再発予防や競技復帰に必要な身体機能まで確認し、一人ひとりの状態に合わせたリハビリやセルフケアを提案します。

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よくあるご質問

レントゲンで異常なしなら、運動しても大丈夫ですか?

画像で明らかな異常がなくても、圧痛や荷重時痛が続く場合は再評価が必要なことがあります。自己判断で無理に復帰せず、医療機関や専門家へご相談ください。

エコーで骨端線損傷を診断できますか?

当院ではエコーを状態確認の補助として使用します。エコー所見だけで診断を確定するものではなく、骨折や骨端線損傷などの診断は医師が行います。

整骨院から整形外科を紹介してもらえますか?

医師による検査や診断が必要と考えられる場合は、当院で確認した内容を診療情報提供書にまとめ、医療機関への受診をご案内します。

診断後のリハビリやスポーツ復帰も相談できますか?

はい。医師の指示や患部の状態を確認しながら、可動域・筋力・バランス・競技動作を段階的に評価し、復帰をサポートします。

成長期の足首の痛み、ご相談ください

「捻挫と言われたけれど痛みが続く」「試合へ戻ってよいか不安」という方は、無理をする前になわ整骨院へご相談ください。

なわ整骨院
神戸市灘区倉石通/水道筋商店街から徒歩1分
阪急「王子公園駅」・JR「摩耶駅」から通いやすい立地
平日 10:00〜20:00/土曜 10:00〜18:00(予約優先制)

本記事は一症例の経過を紹介するものであり、すべての方に同じ経過や対応が当てはまるものではありません。強い痛み、著しい腫れ、変形、しびれ、荷重困難などがある場合は、速やかに医療機関を受診してください。